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専門分野の診療内容

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消化器の診療

◆症状のある方◆
胸焼け、むかつき、腹痛など消化器症状・腹部症状があれば、消化器の異常を念頭に診療を行います。
一見消化器症状に思えても、他領域の疾患が原因のことも珍しくありませんし、またその逆のケースもございます。
いずれにしても、症状に対して疾患を思い浮かべる際、思い込みは禁物です。

まずは、重症度・緊急度の判断が大切です。

まずは、重症度・緊急度の判断が大切です。
後手に回ると命に関わる病態、致命的ではないが生活に支障をきたす病態、医師の手を借りなくても短期間で自然に治癒する病態など、重症度は様々です。
診療の当初は、早急に治療を要する重篤で緊急性のある病態かどうかを判断することが大切です。

見逃してはならない「がん」

日本の死亡原因の第一位を占める「がん(悪性新生物)」は、見逃してはならない重要な疾患です。
がんに特徴的な症状があるわけではなく、進行しても無症状あるいは些細な症状で経過することもしばしばあり、症状からがんを疑う場合はもちろんのこと、そうでなくても機会を設けて検査を行うことにより、早期発見に繋げることが大切です。

検査を行っても症状を説明できる異常が見つからない場合(機能性消化管障害)

消化器症状が継続的あるいは断続的に現れるのに、「がん」でもなく、潰瘍でもなく、検査で原因が特定できないという場合もしばしばあり、その多くは機能性消化管障害と呼ばれる病態で、日常外来で最も頻繁に診られる病態です。
その原因は複雑で、消化管運動の異常、内臓の知覚過敏、心理的ストレスなど、複数の原因が関係しているものと思われます。
体と心は表裏一体であり、精神的な不調が消化器症状の原因となることもしばしばです。
個々に原因を特定し、治療に結びつけ症状を解消することが重要です。
<機能性消化管障害の診療で大切なこと>
  1. がんなどの重要な疾患を除外するために必要な検査を行う。
  2. 重症化するような病態ではないことを理解し、安心して頂く。
  3. 生活習慣の改善・ストレスの軽減を図る。
  4. 症状改善を目的に薬剤を試すが、効果が無ければ継続しても無意味であることを踏まえる。
[既に検査の異常・疾患を指摘されている方]
既に診断されている疾患や健康診断で指摘された異常について、疑問や不安をお持ちの方にお応えします。

健康診断(人間ドック)で異常を指摘された場合

健康診断の検査結果は、項目別にA・B・Cなどとランク付けされ、一覧表で示されることが一般的です。
その際、異常や所見が何を意味するのかについて、十分な理解がないまま、安心したり不安を抱いたり、そして事後の対応が不適切な場合がみられます。

健康診断は疾患の早期発見に役立つ一方で、 無用の不安や過剰な診療のきっかけを作る難点があります。
健康診断の結果をご持参いただければ 、不安や疑問にお応えします。
検査結果の意味するところをご説明し理解していただければ済む場合、二次検査・精密検査が必要となる場合、経過観察が必要となる場合などがあります。

<健康診断でしばしば指摘される消化器関連の異常>
  1. 血液検査で貧血を指摘された
    貧血がきっかけで、しばしば胃がん、大腸がんが発見されます。
  2. 肝機能に異常がある
    項目が複数あり、各々の意味することが異なるため、肝機能異常を来たす病態は様々です。
  3. 便潜血検査が陽性となった
    便潜血検査のターゲットは大腸がんです。陽性の場合には、内視鏡検査(大腸カメラ)が必要となります。
  4. 胃透視検査で所見がある
    粘膜不整やポリープなどが指摘されます。内視鏡検査(胃カメラ)による精密検査が必要となります。
  5. 超音波で膵臓に所見がある
    腫瘤や膵管拡張が指摘されることがあります。まずは、腫瘍性病変であるかないかの判断がポイントとなります。
  6. 超音波検査で胆石が見つかった
    多くは胆嚢内の結石です。症状がなければ経過観察が原則となります。

特定の病気のことを心配している方

昨今、健康に関する情報は世の中に氾濫しており、それらを日常生活に巧く役立てることは、たいへん難しいことです。
そして、過剰な健康志向は、次々と健康不安を生み出します。
症状の有無に関わらず、もしも何かのきっかけで、特定の病気を心配し不安を抱いている方は、ぜひご相談下さい。
健康不安に応えることは、診療の大切な役割と考えております。

肛門の診療

◆肛門疾患は、概ね外来での診断が可能です。◆
肛門疾患の多くは、外来診察室で容易に診断することができます。
また、必要に応じて直腸指診と肛門鏡検査を行います。
  • 直腸指診
    肛門から直腸に示指を挿入して診察致します。
  • 肛門鏡検査
    簡単な道具を肛門から直腸に挿入して観察致します。

痔だと思っていたら「直腸がん」という事態に要注意です。

肛門疾患の多くは良性ですが、ごくまれに肛門がん・肛門周囲の皮膚がんなど、悪性疾患が見られます。
直腸がんは珍しい疾患ではなく、直腸がんと肛門良性疾患の症状が似ている場合があり 、痔だと思っていたら直腸がんという事態に最も注意が必要です。
肛門に症状があると、直腸がんではないかとの心配が生じ、出血があった場合には尚更です。
機会を設けて大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けて、不安を取り除くことをお勧め致します。

主な肛門疾患と治療の原則

痔核・裂肛・痔瘻が三大肛門疾患と呼ばれるものです。
いずれも良性疾患で、多くの場合、治療は最小限、困っていなければ放置が原則です。
その上で、日常生活に支障を来たしているような場合、あるいは放置すると急速に悪化するような場合に治療を提案致します。
また、治療法の選択にあたっては、負担の少ない簡単な方法を選択することがポイントで、手術をしなければならないという事態は限られています。
<当院外来で行う肛門疾患の治療>
  1. 血栓性外痔核に対する血栓除去
  2. 肛門周囲膿瘍に対する切開排膿
  3. 裂肛に対する括約筋切開術
<入院による肛門手術が必要な場合>

腰椎麻酔または全身麻酔下にて肛門手術を行う必要がある場合には、適切に他の医療機関へご紹介致します。
また、それ以外の医療機関での入院治療をご希望の方は、ご希望をお聞きし紹介いたします。
肛門疾患に対する治療の方法・適応は施設による違いが大きいので、まず診察を受け、担当医の判断を改めて仰ぐことになります。

がん関連の診療

◆診療所の特性を活かしたがん関連の診療◆
これまで基幹病院にて長年「がんの診療」に携わっていた経験を基に、診療所の特性を活かしたがん関連の診療を行っております。
がんの診療は多くの場合、がん専門病院・大学病院・総合病院が拠点となって行われます。
その際、病院と診療所が連携し、情報を共有し、各々の機能・特徴を活かして診療を行えれば、患者様の利便性を大きく向上させることが可能になると思います。
<当院におけるがん診療の特長>
  1. 過不足のない検査を効率よく行い診断します。
  2. 密度の高い外来診療でがん療養を支援します。
  3. 身近な医師として疑問や不安に応え助言を行います。

消化器がんの診断

院内検査と連携施設での検査を活用し、がんを診断します。
がんの疑いが指摘された時の大きな不安に対し、過不足のない検査を短期間に行い、迅速に診断することを心がけます。
がんの存在を診断するだけにとどまらず、がんの性質や進行度を調べて病状を把握することにより、治療方針を念頭に置いたその後の対応を助言することができます。

がん治療が辿る経過は長く、仕事や家庭生活に少なからず影響を及ぼします。
治療法を具体的に選択・実行するにあたっては、患者様ごとの事情・要望を最大限考慮した対応が求められますので、診断結果に相応しい施設・医師についてアドバイスし、ご希望の施設・当院が連携する施設の中から紹介先を選択して参ります。

また、紹介先を受診する前に、病状と予想されるその後の診療についてご説明し、心の準備をして頂くことも大切にしています。

<がんの診断>
  1. がんが在るのか無いのかを調べる。
  2. がんの性質を調べる。
  3. がんの進行度を調べる。
<当院で出来る検査>
  1. 単純X線検査
  2. 消化器内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
  3. 腹部超音波検査
<連携医療機関での検査>
当院が検査予約を取りますので事前の受診は不要です。
検査結果は当院が入手し、当院外来で詳しくご説明します。
  1. CT
  2. MRI

消化器がんの治療

がんの治療では、がんの性質と進行度に応じた治療を選択することが大切です。
早期であれば、如何に負担をかけず治すかが課題となり、進行がんは根治の可能性があるなら相当の負担がかかっても積極的な治療を模索します。
治療方針を決断するのは担当医と患者様の共同作業です。
<がんの性質と進行度に応じた治療>
  1. 早期がんに対する縮小手術・内視鏡治療
  2. 進行がんに対する拡大手術・集学的治療
  3. 末期がんに対する緩和ケア
<当院で出来る治療>
  • 胃がん・大腸早期がん内視鏡治療
    小病変の場合は外来で日帰り治療を行います。
  • 外来化学療法
    ケアルーム(個室)を用いて行います。
    尚、連携病院主治医の指示に従って行う場合と、当院で策定した治療計画に基づいて行う場合があります。
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